料理がおいしくならない・焦げてしまう→「火加減」をマスターしよう!

料理がおいしくならない・焦げてしまう場合、その原因は「火加減」かもしれません。素材本来のおいしさを引き出す「火加減」をマスターすることが、バーミキュラのお鍋を使いこなすポイントです。バーミキュラの性能を100%発揮する「弱火」と「中火」についてご紹介します(強火は使用しません)。

INDEX

バーミキュラの性能を100%発揮する「弱火」の火加減をマスターしよう

「弱火」は、無水調理をするときに焦げつかず、野菜の甘みをもっとも引き出せる火加減です。鍋でお湯を沸かし、「蒸気の勢い」を見ることで簡単に見つけることができます。

「弱火」の火加減をマスターする5ステップ

 

まずは中火でお湯を沸かしましょう。

1. 鍋に1/3くらいまで水を入れ、フタをします。

2. 鍋底の半分程度の大きさの火で熱します。

3. 10分弱で沸騰し、蒸気がシューッと勢いよく出たら、そこが中火です。

次に、弱火をマスターしましょう。

4. 中火から、蒸気が出なくなるまで徐々に火を弱めます。

※火を弱めてから、蒸気の変化に5秒ほどかかります。

5. そこから、ゆらっと蒸気が出るまで再び火を強くします。

この火加減が弱火です。

Point1 こんなときは火が強すぎます・弱すぎます

火が強すぎる(中火)

蒸気が勢い良くシューっと出るのは、火が強い証拠です。この状態で長時間無水調理をすると、焦げ付きやすくなります。

火が弱すぎる(極弱火)

蒸気が全く出なかったり上に向かってゆらっゆらっと出たりする場合は、火が弱すぎる可能性があります。調理時間が長くなってしまうだけでなく、野菜の甘みも引き出せなくなります。
このような「極弱火」の火加減は、調理の終盤に蒸気が強く吹き出してきたときに勢いを弱めるためや、料理の保温に使います。

 

※実際の調理中の最適な火加減は、食材の量などによって変わります。湯気の勢いを見て調節してください。
※温野菜など水分の少ない野菜を無水調理する時は、鍋に水を大さじ2杯ほど入れ、クッキングシートを敷いてから無水調理しましょう。焦げつきを防ぎ、後のお手入れが楽になります。

Point2 IHクッキングヒーターでも同様にご使用いただけます

 

火加減で迷ったときは、下表もご覧ください。

 

<鍋サイズ別 IH火加減のめやす>
※ 14cmの鍋は「底径10cm以上対応」のIHクッキングヒーターでのみご利用いただけます。
※ ワット数はおおよその数値です。
※ 弱火については、調理開始後、蒸気が出だしたら、一段階落として調理を続けてください。

「中火」も活用して、もっと楽しく、おいしく

「中火」は鍋底の半分くらいに火がかかるくらいの火加減です。食材に焼き目をつけたり、お湯を沸かしたり、お鍋を予熱するときに使います。

<食材に焼き目をつける>

 

1. 鍋に何も入っていない状態から予熱を行いましょう(中火3〜4分ほど)。

2. 油をひいてなじませます。

3. 食材を入れます。ジューっという音がしなくなるまで、トングを押し付けてよく焼くと食材がこびり付きません。

<中火で1〜2分予熱する>

 

どの料理もフタをして「中火」で1〜2分予熱をすることで、鍋のオーブン効果が高まり、調理時間が10分以上短縮できます。また、冬場は鍋が冷えやすいので予熱をしてからの調理をおススメします。(中火5分以内であれば、「空焚き」にはなりません。)

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