「僕はこっち。ママはこっちね」
「次はこれを味見してごらん?」「理科の実験みたいで楽しいね!」
バーミキュラを使っていただいた食育イベント、International TERAKOYA「メイド・イン・ジャパンでつくる家族の食卓」第3回でのひとコマです。
参加してくれた親子は、ゆっくり材料を吟味しながらドレッシング作りを楽しんでいました。お鍋は火にかけたまま。普段なら、焦げ付いていないか、
味はどんな加減か、親御さんはお鍋にかかりきりのはずです。しかし、今日は子どもと一緒に過ごすことに夢中になっても大丈夫。
参加した親御さんは、「子どもとお料理のことをこんなにじっくりおしゃべりできるなんて、嬉しいです」と、満足げでした。

6月15日(土)、バーミキュラを使って季節のメニューを親子で作ることを通して「ニッポンの食卓づくり」を楽しむ、
International TERAKOYA主催のイベント、「メイド・イン・ジャパンでつくる家族の食卓」第3回が、
生産者とお客さまをつなぐ農業実験レストラン、六本木農園にて行われました。
今回も、六本木農園の比嘉康洋シェフに教えてもらい、「夏野菜と豚肉の香草焼きと、枝豆と甘酢野菜の混ぜご飯」を親子で作りました。

素材を入れて、あとはお鍋におまかせ。そこに生まれる親子の時間

バーミキュラは、完全無水調理、つまりお水を加えずに調理できるほど密閉性が高いお鍋なので、食材の旨味が凝縮され、それだけで美味しいお料理に仕上がります。さらに、食材への熱伝導を綿密に設計しているから火加減の調整をこまめにする必要もありません。
日々の食事作りでは鍋にかかりきりの親御さんも、お料理をバーミキュラに「おまかせ」できるので"鍋当番"をしなくても大丈夫。

さて、バーミキュラのおかげで生まれた時間に、何を話しましょう?
いろいろ話したいことはありますが、せっかく一緒にお料理をしているなら普段話さないようなお料理のことや味を作ることを話してみるのはどうでしょうか。
この日のイベントでは、10種類の調味料を自由に組み合わせて、2種類のドレッシング作りに挑戦してもらいました。
じゃんけんで勝った方が先に好きな調味料を選んだり、ひとつずつ味見しながら、どれを選ぶか決めたり……。組み合わせはいくつもあるので、生み出される味がどんなものになるのか、食べてみるまで分かりません。新鮮な発見に、親子の会話が弾んでいました。

「忙しい毎日では、親子で一緒にお料理をするのは大変だと思います。だったら、その時間を作るために手間を省けるような調理道具を選ぶことが、お料理の時間を楽しむ大きなポイントではないでしょうか」と、比嘉シェフ。
こんな風に親子の時間を生み出せることも、バーミキュラだからこそできる、食育の姿の1つです。

「バーミキュラのTRIPLE THERMO™ TECHNOLOGY」

バーミキュラで、親子で楽しくお料理

今回のメニューは、ホームパーティーでも出せるようなレシピ、がコンセプト。やっぱり難しいのかな? と思った親御さんは多かったようです。しかし、「切ってお鍋に入れるだけ、焼くだけなので、手間とも言えないほど。とっても簡単でした」と感想をいただくほど作り方は簡単でした。

まずは、枝豆と甘酢野菜の混ぜご飯を作ります。小さく切ったれんこんとお米、お水を入れて火にかけます。その後弱火で15分、さらに10分蒸らすと、つやつやのご飯が炊けました。初めて参加した方のテーブルからは、「おおー!」という歓声が。そこに、甘酢と、剥いた枝豆、とうもろこし、大葉と炒り胡麻を混ぜたら完成です。
夏野菜と豚肉の香草焼きは、「家でも即実行します!」という声が上がったほど、簡単なのに豪華、さらにジューシーで美味しいと、親御さんたちを感動させたお料理です。
バーミキュラに、にんにくとローズマリーを入れてオリーブオイルを熱し、香りを出したら、塩麹でもんだ豚肉を入れ、表面に焼き色をつけます。一旦お肉を出して野菜に火を通したら、お肉を加えて弱火で蒸し焼きに。
バーミキュラは、食材の組織を壊さず、お肉や野菜の味を凝縮して引き出します。また、独自のリブ底が、食材に熱が過剰に伝わらないようにしているから、焦げ付きを気にして頻繁にかき混ぜる必要がありません。

さあ、できたてをよそい合って、食卓を整え、香草焼きには、ベビーリーフを散らして。
「いただきます」。

親子で一緒に作ったドレッシングは、夏野菜と豚肉の香草焼きにかけていただきます。
「こんな味になるんだね」「そっちも食べさせて!」と、お互いのドレッシングを味見し合って楽しんでいました。

その日のお昼ごはんの時間は、いつもよりずっとたくさん話したいことがあった様子。みんなおいしそうに、笑い声とともにお料理を頬張りました。

いよいよ完成。みんなでいただきます!

3回のお料理教室を通して、子どもたちにはちょっとした変化があったようです。
「好き嫌いが多いことを気にしていたけれど、このイベントに参加して、食べられるものが増えてきた。少し自信がついたみたい」
「普段は親が主導で料理をするけれど、ここでは子どもが主導で準備をする。これがきっかけで、自主性を持って取り組む姿が見られ、成長を感じた」
「今までは手も付けなかった食材を、黙々と食べている子どもを見て、『食育ってステキ!』と思った」
参加した親御さんからは、こんな感想が寄せられました。

バーミキュラを使ってお料理することがきっかけで、食卓はもちろん、食への向き合い方が変化し、より豊かな時間が家庭に生まれていくのは、とても嬉しいことです。
私たちは、バーミキュラでつくる食卓を通じて、家庭にもっと笑顔が増えることを願っています。